小児歯科

哺乳瓶はむし歯になりやすいため、ジュースなど甘い飲み物を哺乳瓶で与えることは控えましょう。10ヶ月頃からコップの練習を始め、1歳半頃に哺乳瓶を卒業できれば理想です。
離乳食期には、口腔内細菌を赤ちゃんのお口に感染させないように、ご家族との箸や食器の共有は避けましょう。
また、この時期の間食にも注意が必要です。間食はおやつではなく捕食と考え、甘い菓子類ではなくおにぎりやいも類、果物などがおすすめです。
当院では上下の前歯が生え揃ったら、フッ素塗布をいたします。

この時期から歯ブラシを持たせて、歯磨きの練習を始めましょう。あくまでも練習なので、保護者の方の仕上げ磨きはまだまだ欠かせません。
また、この時期には食事のバリエーションも広がってきますが、砂糖の多い菓子類・スポーツドリンクなどを日常的に与えることは避けましょう。間食の時間を決め、だらだら食べをさせないことも大切です。
柔らかい乳歯はむし歯に弱いため、少なくとも半年に1度は歯科医院での定期検診をおすすめします。

生えてきたばかりの永久歯は、非常にむし歯になりやすい性質があります。ご家庭のケアだけでむし歯を防ぐことは難しいため、歯科医院でシーラントやフッ素塗布といったケアを受けるようにしましょう。
また、歯の健康を守るだけでなく、全身の健やかな成長のためにも、この時期にバランスの取れた食習慣を身に付けることが大切です。
歯並びの気になるお子様は、一度矯正専門医へのご相談をおすすめします。

ご自分で歯磨きをするお子様が増える時期です。ただし、歯磨きは大人でも難しいため、なるべく保護者の方がサポートしてあげるようにしましょう。
また、歯の隙間の歯垢を残さないために、歯ブラシだけでなくデンタルフロスの併用がおすすめです。
当院では歯科衛生士がお子様お一人お一人に合わせて、丁寧なブラッシング指導を行っています。歯のクリーニングやフッ素塗布も行い、引き続きお口の健康管理をしていきます。